バングラデシュへ渡航予定をされている方へ外務省から注意喚起
注意喚起の内容は、2015/10/24日未明(現地時間)、ダッカ市内に在る
イスラム教シーア派系列の宗教施設付近で、複数の爆弾が爆発しました。
宗教施設には、イスラム教シーア派の宗教行事であります
「アーシューラー」第3代イマーム追悼祭を祝うため多くの人がお祝いに集まっていました。
この爆発で、追悼祭に集まっていた人々らに、少なくても1人が死亡、100人以上が負傷致しました。
本事件に関し、同日、「ISILバングラデッシュ」(イラク・レバントのイスラム国)の組織名で、犯行声明が出されました。
バングラデッシュでは、今年10月3日にも、北西部のロングプール県に於いて日本人男性が、
オート場に乗ったテロリストらに拳銃で撃たれ死亡いたしました。
又、先月9月28にもダッカ市内に於いても、イタリア人男性が同様の方法で殺害される事件が発生しています。
この2件に付いてもISILバングラデッシュは犯行声明を出しています。
外務省では
*バングラデッシュへの渡航・滞在を予定されている方は、不要不急の渡航は止めて下さい。
*渡航・滞在される場合は、情勢に留意の上、現地の最新の治安情勢について情報収集に努めると共に、
十分な安全対策を行い、不測の事態に巻き込まれないよう特別な注意を払ってください。
*標的となる可能性のある、宗教施設、宗教関連行事、欧米関連施設、政府機関、警察等治安当局及び
その関連施設などには極力近づかず、欧米系外国人が多くりよする施設や、人が多く集まるホテル、
レストラン、空港などの施設を利用する際には十分な注意を払い、不審な状況を察知したら速やかに
その場を離れ自らの安全確保に努めて下さい。